クイッティアオは、実に多くの種類があった!
タイの麺料理にはたくさんの種類があるけど、今日は『クイッティアオ』についてよ。
タイの国民食?クイッティアオとは?
タイの主食は米だが、麺を好んで食べる人も多く、タイでは朝昼晩と麺料理を食べている人々もいるほど。
中でもクイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)はタイのポピュラーな麺料理で、屋台や食堂、フードコートなどで手軽に食べることができる。
そして、どんなに田舎に行ってもクイッティアオはある。
クイッティアオは、米粉から製麺される麵の事をいう。基本的に麺やスープ、トッピングの種類を自分で選ぶことができ、その組み合わせは無限大とも言われています。好みの麺を好きな調理方法で注文し、卓上の調味料で好みの味に調整して味わうのがタイスタイル。
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一般的な屋台で見かけるのは次の6種類
セン・レック(เส้นเล็ก)
セン・レック(เส้นเล็ก)は、セン・レックは米粉を原料とする1~3mmほどの細麺。セン・レックは「細い麺」という意味。
クイッティアオの定番とえるのがセン・レック。
麺の種類を言わないと、出されるのはセン・レックが多い。
セン・ヤイ(เส้นใหญ่)
セン・ヤイは米粉を原料とする1.5~2.5cmほどの太麺で、他の米麺と違い、通常乾燥させていない生麺が使用される。
ヤイ(ใหญ่)は、直訳すると大きいという意味。
セン・ミー(เส้นหมี่)
セン・ミーは米粉を原料とする1mm以下ほどの極細麺。
ウンセン(วุ้นเส้น)
ウンセンは、タピオカとでんぷんから作られる春雨。
セン・バミー(เส้นบะหมี่)
バミーは、黄色い中華スタイルの玉子麺。
セン・ママー(เส้นมาม่า)
ママーは乾麺や即席めんのこと。
タイで一番売れている即席めんが『ママー』という商品名なので、こう呼ばれるようになった。
レック(เล็ก)は、直訳すると小さいという意味よ。
セン(เส้น) は、麺のことね。
トッピングと調味料
トッピングの具材
『豚のひき肉、ムー・サップ(หมูสับ)』と『ルークチン(ลูกชิ้น)』がトッピングとしてよく使われる。
ルーク・チンは魚のすり身で作ったつみれ。
もしくは、豚肉をサッと湯通ししてトッピングする場合も多い。
食堂だと、鶏肉「ガイ(ไก่)」、牛肉「ヌア(เนื้อ)」、あひる「ペッ(เป็ด)」などあるが、屋台だと基本的には、一種類で豚肉が多い。
基本の調味料
タイの屋台の食堂の卓上には、4種類の調味料が置かれている。
砂糖(น้ำตาล)、ナンプラー(น้ำปลา)、唐辛子入りのお酢(พริกน้ำส้ม)、粉唐辛子(พริกป่น)
この4種類で味のバランスを好みに整える。
注文の仕方
- 麺の種類を選ぶ
- スープの有無
- トッピングを選ぶ
- 普通盛りか大盛か
パクチーとか食べられないものがある場合は、抜いてもらうことも可能。
トムヤム風味にするには?
一般的に『クイッティアオ(ก๋วยเตี๋ยว)』と言えば、スープありのクイッティアオを指す。
『透き通ったスープ「ナムサイ(น้ำใส)』が定番だが、トムヤムのスープがベースとなる『トムヤム(ต้มยำ)』も出来るお店もある。
トムヤム風味のペーストを入れるだけで、店頭でトムヤムスープを仕込んでいるわけでは無いが。
豚や牛の血が入った味わい深い『ナムトック(น้ำตก)』などもコクがあって味わい深い。
スープなしもあり
スープなしのクイッティアオは『クイッティアオ・ヘン(ก๋วยเตี๋ยวแห้ง)』と言う。
汁なしを注文した場合は、スープを別にもらえる。
クイッティアオについてわかったかしら?
やっぱり、セン・レック(เส้นเล็ก)が定番ね。
でも、本当に好きなのは、『バミー・ヘン・トムヤム(บะหมี่แห้งต้มยำ)』かな?
今日のクイッティアオのお話しを聞いていたのならわかるわよね!